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2009年12月27日 (日)

鯛子のバス遠足日記  -後編-

10月28日に行われた「おとなのバス遠足」へ参加した、

みずっちたんくの鯛子の日記(後編)です。

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前編はこちら

 

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次の作品は、『空土』さんの『泥花プロジェクト』

【51】空土:泥花プロジェクト  アグリパーク

鯛吉「わーい お昼だ、お昼だ」
鯛子「なに言ってるの、お兄ちゃん。私たちは朝と夜の2食でしょ」
鯛吉「だって、お腹空いたよ」
鯛子「それより、ここって、何種類かの稲を使って花を描いてるんでしょ」
鯛吉「みたいだね」
鯛子「よく分かんないよね」
鯛吉「そうだね。僕たち、稲より目線が低いからね」

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ここでみんなが食べたお弁当、サポーターの人が、今日のためにお弁当屋さんと相談して作ったんだって。
中身は、おにぎりと、かきのもとと、唐揚げと、漬物と…
8区それぞれの名産が入ってるらしいの。
ただ、あたしはあんまり食べなくてもいいな。
あたしが好きなのは、オキアミとか、マムシとか、ユムシとか…

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6番目の作品は、『クイビーン・オフラハラ』さんの『Fifteen Degrees South -Tears of my Father-』
この作品のある福井地区は、新潟と軽井沢を結んだ“北国街道”沿いにあって、近くには、米百票で有名な三根山藩があったんだって。

【33】クイビーン・オフラハラ:Fifteen Degrees South -Tears of my Father-  福井

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鯛吉「鯛子は『Fifteen Degrees South -Tears of my Father-』の意味知ってる」
鯛子「知ってるよ。麻理さんのラジオ、聴いてたもんね。“Fifteen Degrees South”は、個人や人類の幾重にも折り重なる旅を抽象的に表現してて、もうひとつの“Tears of my Father”は、オフラハラさん自身の中に潜在的に存在する悲しみを表現してるんだって」
鯛吉「そうそう。でも、それって推進課の人が言ってたんだよね」

ところで、どうしてここがコースに入っているのかしらね。
あんまり人がこないところを回るって聞いてたのに。
もしかして、あんまり人気がなかったりして。

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7番目の作品は、『浅葉克己』さんの『ヒエログリフ』
あたしたち、初めての海を眺めてたのに、いつの間にか向かい合わされちゃったの。

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お兄ちゃんの顔見てたって詰まんないのにね。

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【31】 浅葉克己:ヒエログリフ  角田浜

鯛吉「あーっ、海だ。海って広いんだね」
鯛子「きれいね」
鯛吉「でもさ、なんか怖いよね」
鯛子「そうね。あたしたち、泳げないもんね」
鯛吉「お水に濡れると、骨だけになっちゃう」

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最後に行ったのは、作品じゃなくてお菓子屋さん。
鯛車を焼くんだって。
怖いよね。
あたしたちも、いつか焼かれちゃうのかな。
あー、くわばらくわばら。

鯛車焼き一成:鯛車焼き  巻駅前

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鯛吉「ぼく、もうとっくに食べたもんね」
鯛子「えっ、食べたの」
鯛吉「うん。おいしかったよ」
鯛子「お、おいしかったって。お兄ちゃん、それ、共食い」
鯛吉「あっ、麻理さんだ。ねえ麻理さん、引いて引いて」
鯛子「……………」
麻理「じゃあ、私たち付き合っちゃおっか」
鯛吉「えっ、なんで」
鯛子「……… お兄ちゃん」

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あっという間に1日が終って、最初の美術館に着いちゃった。
まだ帰りたくないな。

新潟市美術館:解散場所

鯛子「楽しかったね、お兄ちゃん」
鯛吉「うん」
鯛子「毎日こんなだったらいいのに」
鯛吉「たまに楽しいから、楽しいんだよ」
鯛子「えっ」
鯛吉「………」
鯛子「………。じゃあ、この次は3年後くらいかな」
鯛吉「そうだね。3年後くらいだね、きっと」
鯛子「………」
鯛吉「………」

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12月3日のブログ→ 鯛子のバス遠足日記 -前編-

 

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プロフィール

  • 旧亀田町上水道高架水槽(登録有形文化財・文化庁)
    市民サポーターズ会議活動拠点「みずっちたんく」(H21.12.27を持ちまして閉場しました。)
    開館時間:10時~16時30分(入館は16時まで)毎週火曜日休館
    かつては地図にない湖が眼前に広がっていたところに市民サポーターズ会議の拠点がある。一面に芦が生い茂る「芦沼」が見えた。旧袋津村の端にあった向山だ。標高7メートル。周辺で一番高くそびえ立つ。ここに水道タンク(登録有形文化財・文化庁)が設置され、砂丘の地下水を上げて各家庭に配水したところだ。今は水道町という地名になっている。

    水と土の芸術祭 市民サポーターズ会議事務局「みずっちたんく」(H21.12.27を持ちまして閉場しました。)
    新潟市江南区亀田水道町2-4-3(旧亀田浄水場)
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